スミレの花咲く午後、はにかむ光。
器の漆つぎ*chiho 1979年生まれ、鹿児島市出身。鹿児島市谷山在住。 【ご挨拶:器の漆つぎ、修行中。】→★(click!) ●修繕完了品の一覧は、こちら→★(click!)からどうぞ! <連絡先メールアドレス>urushitsugi☆gmail.com(☆部分を@マークに書き換えて送信ください。) |
2011年03月05日
祖母の大好きだったスミレの花が、満開の今日です。
dormitory428のkukka+さんのところで見つけました。

家や路地のコンクリートの隙間に生えているスミレを、子供のように欲しい欲しいと言う祖母でした。
華奢な体で、このスミレのような色をしたワンピースをよく着て、山形屋に行く前、鏡台で化粧をする祖母の姿を、このスミレの花を見ると思い出します。
今月はそんな祖母の七回忌を迎えます。
本日も、器の修繕作業をしました。
朝からやって、昼食をはさみ、とうとう今までかかり、お預かりしている器を一通り、通りました。
磨いたり修繕箇所を削ったりしているだけで、ひとつの器について1時間以上を要するものもあり、ブログ更新頻度を下げてしまいましたが、今日はごく一部ですが、写真だけでも、作業が進んでいることをお知らせしようと思います。





もう仕上げ間近のものをひとまず箇条書きでお知らせします。
■10月に主人の実家より預かりました、青磁の急須の蓋のワレとふちのホツレ(銀蒔きが終わり、安定と最後の磨き中)。
■11月お預かりした3つの急須とツユクサの飯椀のうち、黒色の急須の口がとれたもの(完了)・茶色の急須の蓋のワレ(漆を塗る作業は終了して、漆の硬化・安定を待って仕上げ)・あと2つもあと3工程ほど。
■12月ごろnico cafe様のお客様よりお預かりした、花模様のカップのヒビ(埋まりました。強度が出たと思います。が、もとの見栄えとあまり変わらない仕上げになってしまい、仕上げ直しを考えています)
■12月初めに主人の実家より預かりました、白い磁器のソーサー(あと2工程ほど)
■1月初めにnico cafe様のお客様よりお預かりした、手作りの箸置き(漆を塗る工程は終了、漆の硬化と安定を待っています)・破片の揃っていた湯呑(接着は済み、安定を待っています。仕上げを考え中)・その他破片のない湯呑・接着を剥離するカップは、もう少々お待ちください。
その他、一度にご報告するのは大変なので、これから、こまめに少しずつ記事にしていくことにします。
どうぞ、よろしくお願いします。
そうそう、この間、また家の飯椀をパリーンと、気持ちよく5個ぐらいの破片に、割ってしまいました…。
自分でよく修繕の素材を調達するもんだと笑ってしまいます。
また、一日に3枚皿を割ったの~!と、dormitory428のspoon様より、もうすぐ器をお預かりすることになっています。
目指せ、2日に1器の記事!
もっと、漆のボンドと違う性質を理解していただくために。
手間をかけていることを言い訳に・・・いやいや、お伝えしてご理解いただくために。
私自身の技術の向上のために。
そう、今日だって、磨き方のコツをまたひとつ、発見しました。
日々、亀の歩みで向上しています。

dormitory428のCALICO様のところで買った、アンティークシャンデリアのパーツで作った、小さなサンキャッチャーが、はにかむように輝く午後。
感謝の気持ちを忘れず、少しでもいい仕上げができますように。
自分で仕上げた器で、自分で作った料理を食べるときの、なんだか幸せな気持ちを、いつも忘れずに修繕できますように。
すべてが、そのための時間や試行錯誤や段階でありますように!
お待ちいただいている、器をお預けくださった皆様、貴重な時間を、ありがとうございます。
「私の器はどうなってますか?」のお問い合わせは、歓迎ですので、気になりましたら、いつでもお問い合わせくださいませ。
dormitory428のkukka+さんのところで見つけました。
家や路地のコンクリートの隙間に生えているスミレを、子供のように欲しい欲しいと言う祖母でした。
華奢な体で、このスミレのような色をしたワンピースをよく着て、山形屋に行く前、鏡台で化粧をする祖母の姿を、このスミレの花を見ると思い出します。
今月はそんな祖母の七回忌を迎えます。
本日も、器の修繕作業をしました。
朝からやって、昼食をはさみ、とうとう今までかかり、お預かりしている器を一通り、通りました。
磨いたり修繕箇所を削ったりしているだけで、ひとつの器について1時間以上を要するものもあり、ブログ更新頻度を下げてしまいましたが、今日はごく一部ですが、写真だけでも、作業が進んでいることをお知らせしようと思います。
もう仕上げ間近のものをひとまず箇条書きでお知らせします。
■10月に主人の実家より預かりました、青磁の急須の蓋のワレとふちのホツレ(銀蒔きが終わり、安定と最後の磨き中)。
■11月お預かりした3つの急須とツユクサの飯椀のうち、黒色の急須の口がとれたもの(完了)・茶色の急須の蓋のワレ(漆を塗る作業は終了して、漆の硬化・安定を待って仕上げ)・あと2つもあと3工程ほど。
■12月ごろnico cafe様のお客様よりお預かりした、花模様のカップのヒビ(埋まりました。強度が出たと思います。が、もとの見栄えとあまり変わらない仕上げになってしまい、仕上げ直しを考えています)
■12月初めに主人の実家より預かりました、白い磁器のソーサー(あと2工程ほど)
■1月初めにnico cafe様のお客様よりお預かりした、手作りの箸置き(漆を塗る工程は終了、漆の硬化と安定を待っています)・破片の揃っていた湯呑(接着は済み、安定を待っています。仕上げを考え中)・その他破片のない湯呑・接着を剥離するカップは、もう少々お待ちください。
その他、一度にご報告するのは大変なので、これから、こまめに少しずつ記事にしていくことにします。
どうぞ、よろしくお願いします。
そうそう、この間、また家の飯椀をパリーンと、気持ちよく5個ぐらいの破片に、割ってしまいました…。
自分でよく修繕の素材を調達するもんだと笑ってしまいます。
また、一日に3枚皿を割ったの~!と、dormitory428のspoon様より、もうすぐ器をお預かりすることになっています。
目指せ、2日に1器の記事!
もっと、漆のボンドと違う性質を理解していただくために。
手間をかけていることを言い訳に・・・いやいや、お伝えしてご理解いただくために。
私自身の技術の向上のために。
そう、今日だって、磨き方のコツをまたひとつ、発見しました。
日々、亀の歩みで向上しています。
dormitory428のCALICO様のところで買った、アンティークシャンデリアのパーツで作った、小さなサンキャッチャーが、はにかむように輝く午後。
感謝の気持ちを忘れず、少しでもいい仕上げができますように。
自分で仕上げた器で、自分で作った料理を食べるときの、なんだか幸せな気持ちを、いつも忘れずに修繕できますように。
すべてが、そのための時間や試行錯誤や段階でありますように!
お待ちいただいている、器をお預けくださった皆様、貴重な時間を、ありがとうございます。
「私の器はどうなってますか?」のお問い合わせは、歓迎ですので、気になりましたら、いつでもお問い合わせくださいませ。
この記事へのコメント
こんばんは☆お久しぶりです☆
スミレの花***かわいいですね**
久しぶりに野の花を見た気がします☆
大地震,津波…怖いですね…
いつどこで起きるかわからない自然災害…
テレビを見ていると涙が出そうです…
(g-g)
スミレの花***かわいいですね**
久しぶりに野の花を見た気がします☆
大地震,津波…怖いですね…
いつどこで起きるかわからない自然災害…
テレビを見ていると涙が出そうです…
(g-g)
Posted by アキ at 2011年03月11日 22:16
おはようございます!
大変なことになっていますが・・・。
一番大事なものは何か、冷静に考えて、被災していない私たちにできること、気持ちの持ち方も含めて、不安に扇動されないように、日常を元気に行きましょう!
その余力でぜひ力になりましょう!
大変なことになっていますが・・・。
一番大事なものは何か、冷静に考えて、被災していない私たちにできること、気持ちの持ち方も含めて、不安に扇動されないように、日常を元気に行きましょう!
その余力でぜひ力になりましょう!
Posted by 器の漆つぎ*chiho
at 2011年03月12日 07:16
