湯呑3つのホツレ、ヒビ~漆
器の漆つぎ*chiho 1979年生まれ、鹿児島市出身。鹿児島市谷山在住。 【ご挨拶:器の漆つぎ、修行中。】→★(click!) ●修繕完了品の一覧は、こちら→★(click!)からどうぞ! <連絡先メールアドレス>urushitsugi☆gmail.com(☆部分を@マークに書き換えて送信ください。) |
2010年10月14日
3つの湯呑をお預かりしました。

薄手で上品で、なんとも洋も和も問わない、素敵な湯呑です。
長年使われていて、そのうちの3つに、小さなホツレやヒビができていました。



2つのホツレは小さく、何度も時間をかけるホツレの割には、わりと早くできるんじゃないかと思います。
うち1つ(右)は、深めのホツレというよりカケからヒビが入っていて、破片がないので、少し工夫が必要です。
こうやって、同じシリーズを何客か預かると、金などで仕上げてみたくなります。
同じモチーフなのに、3客3通りの割れ方があって、それに乗せる金や銀は、また3つの顔をもって、想像するのがとても楽しいのです・・・。
でも、もとがとても上品なので、どうしようか、また仕上げまでに想像する楽しい時間が続きます。
ひとまず、それぞれを生漆で1度目の処理をしました。
薄手で上品で、なんとも洋も和も問わない、素敵な湯呑です。
長年使われていて、そのうちの3つに、小さなホツレやヒビができていました。
2つのホツレは小さく、何度も時間をかけるホツレの割には、わりと早くできるんじゃないかと思います。
うち1つ(右)は、深めのホツレというよりカケからヒビが入っていて、破片がないので、少し工夫が必要です。
こうやって、同じシリーズを何客か預かると、金などで仕上げてみたくなります。
同じモチーフなのに、3客3通りの割れ方があって、それに乗せる金や銀は、また3つの顔をもって、想像するのがとても楽しいのです・・・。
でも、もとがとても上品なので、どうしようか、また仕上げまでに想像する楽しい時間が続きます。
ひとまず、それぞれを生漆で1度目の処理をしました。