急須のふたのワレ~生漆


  器の漆つぎ*chiho

1979年生まれ、鹿児島市出身。鹿児島市谷山在住。

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2010年10月14日

3つの湯呑と一緒に、とても素敵な急須をお預かりしました。
急須のふたのワレ~生漆

絶妙な形も、色も、質感も、なんともいえない、とても素敵な急須です。
ふたのところが、割れてしまったとのこと。

急須のふたのワレ~生漆

お預かりするとき、とても小さな破片も一緒にお預かりすることができました。
1ミリ×2ミリぐらいの寸法です。

割れたときなど、なかなかこのサイズの破片までとっておけないことが多いと思いますが、繕うほうにとっては、どんなに小さな破片でも、あればありがたいのです。

破片がない部分は、ホツレになってしまい、埋めるのに何度も何度も時間をかけたり、ない破片が大きければ、ほかのものを使って工夫をして埋めないといけないのですが、破片があれば、できるだけ、本来の意匠を崩さずに繕うことができます。

パーツが多くて、細かくなるほど、とても難しくなります。
が、うまく仕上がれば、とてもよくなります。
ますます、もっと技術を向上させたい気持ちが高まります!

一度目の漆での接着を試みました。


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Posted by 器の漆つぎ*chiho at 22:29
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