3種の急須、蓋ワレ・口カケホツレ・口ワレ
器の漆つぎ*chiho 1979年生まれ、鹿児島市出身。鹿児島市谷山在住。 【ご挨拶:器の漆つぎ、修行中。】→★(click!) ●修繕完了品の一覧は、こちら→★(click!)からどうぞ! <連絡先メールアドレス>urushitsugi☆gmail.com(☆部分を@マークに書き換えて送信ください。) |
2010年12月01日
ご夫妻から、3種類のすてきな急須をお預かりしました。

茶色のしまった肌の急須です。蓋がパカっと割れてしまったようです。

とても個性的な急須ですね。
注ぎ口のところが片口みたいに広くなっていて、緋色がかって、とてもおもしろい急須です。
お茶を注ぐときに、いい香りがたちのぼるのが想像できます。
その個性的な注ぎ口が欠けてしまったようで、できる限りたくさん破片も集めてくださいました。

このぴょこっと出た注ぎ口、ひょんなはずみで、コツン、パカッ。わかります。
すべて、一度洗浄して、1日よく乾燥させた後、今日、一回目の作業をしました。
急須って、実はとても勉強になります。
ある意味、難しいんです。
形がとても複雑で、取っ手や注ぎ口など、きゅっと狭い部分に結構な熱や力がかかるものなので、さらに補強が必要になってきます。
貴重な経験を与えて頂いて、感謝しています。
そして、器の所有者様が、どれだけ器を愛され、ご夫婦でお茶を飲むいい時間を過ごされてきたか、想像すると、とてもあたたかい気持ちになります♪
ご自宅で栽培されているお野菜やハーブなどを一緒に頂きました。
とてもすてきな暮らしをされていらっしゃいます。
私も、いただいたハーブティーをいれながら、じっくり、きれいに、作業をして、またいいお茶の時間をもっていただくために、精一杯丁寧な仕事をしてお返ししたいと思います。
茶色のしまった肌の急須です。蓋がパカっと割れてしまったようです。
とても個性的な急須ですね。
注ぎ口のところが片口みたいに広くなっていて、緋色がかって、とてもおもしろい急須です。
お茶を注ぐときに、いい香りがたちのぼるのが想像できます。
その個性的な注ぎ口が欠けてしまったようで、できる限りたくさん破片も集めてくださいました。
このぴょこっと出た注ぎ口、ひょんなはずみで、コツン、パカッ。わかります。
すべて、一度洗浄して、1日よく乾燥させた後、今日、一回目の作業をしました。
急須って、実はとても勉強になります。
ある意味、難しいんです。
形がとても複雑で、取っ手や注ぎ口など、きゅっと狭い部分に結構な熱や力がかかるものなので、さらに補強が必要になってきます。
貴重な経験を与えて頂いて、感謝しています。
そして、器の所有者様が、どれだけ器を愛され、ご夫婦でお茶を飲むいい時間を過ごされてきたか、想像すると、とてもあたたかい気持ちになります♪
ご自宅で栽培されているお野菜やハーブなどを一緒に頂きました。
とてもすてきな暮らしをされていらっしゃいます。
私も、いただいたハーブティーをいれながら、じっくり、きれいに、作業をして、またいいお茶の時間をもっていただくために、精一杯丁寧な仕事をしてお返ししたいと思います。